2011年5月2日月曜日

Vegetable Wash 野菜とフルーツを安全に食べよう

アメリカで健康な食生活を楽しみたいと思ったやら、やっぱり野菜とフルーツは欠かせません。
スーパーには色とりどりの野菜があり、日本ではあまりお目にかからない種類の葉物野菜や根菜類も豊富ですし、フルーツも山のように積まれています。
しかし、ここで注意したいのが農薬と保存料。アメリカの広大な農園で作られた作物はオーガニックでない限り農薬が使われているし、国土が広いので農家からスーパーにたどり着くまで輸送時間がかかり、腐らないように処理されています。日本ではスグに痛んでしまう野菜・フルーツが、アメリカでは長持ちだったりします。便利ですが、不自然ですね。(それでもスーパーで腐ったりカビたりしたものが売られているのを日常的に見ますが・・・。)

ということで、農薬や雑菌をちゃんと落としてからでないと怖くて生で野菜やフルーツを食べられません。カットされた野菜はメーカーが洗ってからパックすることが多いのですが、prewashed や triple washed と書いてあっても一応洗ったほうが良いそうです。申し訳ないけど、アメリカの一般的な衛生管理の意識を信じられないし。

アメリカではなんとVegetable Wash (例:Fit, Fruit & Veggie wash) という野菜を洗うための液体が売られていますが、食べても安全な材料を使って家庭で作ることもできます
(ただし、キノコ類は水分を吸収しやすいためこれで洗うことはできません。)

材料:
レモンジュース 大2
重曹       大2
お酢       1カップ
水        1カップ

上記の材料をスプレーボトル(きれいに洗ったもの)に入れて、野菜に吹きつけるか、ボールに入れて野菜を漬け込みます。
5分ほどおいてから流水で洗い、硬い野菜やフルーツならキッチンペーパーでよく拭きます。

お手製Vegetable Washの配合は人により様々だったりするのですが・・・要は殺菌と農薬の除去をしやすくする材料を使って水洗いより高い効果を得ようというわけです。

このように、がんばって水洗いしても残念ながら農薬が残留しやすい食材があるそうです。(参考
例えば桃、りんご、いちご、ベルペッパー(パプリカ)、ホウレン草。どれも大量の農薬を使わないと虫がついてしまうようで。皮の薄い野菜やフルーツは虫の格好の餌食で、また農薬を吸収しやすいという特徴があります。農薬を吸収するという意味では根菜類もそうみたい。こういう食材はオーガニックのものを手に入れるとよいです(それでも汚れ・細菌はあえりるので洗わなきゃダメ)。

また、意識しにくいのが野菜やフルーツのジュース。加熱処理(pasteurized)されていないものは細菌が繁殖する可能性があるので、免疫の弱い人や高齢者・子供は避けたほうがよいとFDA(Food and Drug Administration)が言っています。パッケージを見てみましょう。お店で売られる生ジュースも加熱処理されないので注意。

安全に野菜とフルーツを食べて健康でいたいですね。












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