2011年8月17日水曜日

リアリティ番組出演者が自殺

アメリカの膨大なケーブルテレビの番組の中で人気があるジャンルがreality showと言われる、有名人や一般人に密着した番組。
その一つ、The Real Housewives of Beverly Hillsの(ビバリーヒルズの実在の妻たち)の出演者、ラッセル・アームストロング氏(投資銀行・47歳)が自宅で首をつって自殺したというのがニュースになっていました。

この番組ではビバリーヒルズのリッチで美人な奥様方の私生活を面白く編集して放送しているのですが、アームストロング氏は7月にメインキャストである妻から離婚をつきつけられ、さらに巨額の借金で首が回らなくなった状態だったとか。豪邸にお金を使い、収入に見合わない生活をしていたのと、テレビカメラに追い回され私生活を世間の目にさらされたプレッシャーもあったそうですが・・・。

この一連の報道を見ていて感じたのが、このreality showのプロデューサや監督に批判的な報道がなく、「個人の問題」という視点の報道が多いこと。過去に他の番組の出演者が自殺した例はいくつもあるそうで、番組に出演したのがプレッシャーになったという人もいたみたいですが、それでも番組批判にはならないようです。
日本だったらテレビ局と制作会社の責任者が批判され、最終的に記者会見で頭を下げる展開になりそうなところですが、「番組に出演する契約にサインしているし、私生活のトラブルに関しての責任は番組にはない」ということみたいですね。個人の責任が重視されるアメリカらしいなと感じた事件でした。

この他に人気がある同類の番組もある意味面白いので紹介します。
The Bachelor (男性)と The Bachelorette(女性)は一般のシングル男性と女性が25名の候補者の中から結婚相手を見つけるreality show。主役になる男女は大抵美男美女で、学歴や職業が”いい”のですが、候補者たちも同じく美男美女が多いです。一般人なのにカメラ映えするなんてうらやましいかぎり。25名から最後の1人を選ぶまで、主人公は候補者たちと話したりデートしたりするわけですが、初期段階だと女性1人対男性多数だったりするので、彼らが同時に移動してるのを見ると違和感満載です。両手に花どころじゃない・・・。いっぱいすぎる・・・。
そして終盤には複数の異性とそこそこいい関係になるので、一度に複数人とデートしてキスしたりハグしたり・・・しかもカメラの前で。いやー考えられない。羨ましい?
いろんな国の素敵な場所で番組の費用でデートできるところは羨ましいかも。

機会があれば見てみてください。
恋愛関係の英会話の勉強にはなりそうです(笑)。

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