2012年8月23日木曜日

父親の年齢が子供の自閉症と分裂症に関連?

昨日のNew York Timesに気になる記事を発見。

Father’s Age Is Linked to Risk of Autism and Schizophrenia
父親の年齢が自閉症と分裂症に関連
New York Times (August 22, 2012)
Older men are more likely than young ones to father a child who develops autism  or schizophrenia , because of random mutations that become more numerous with advancing paternal age, scientists reported on Wednesday, in the first study to quantify the effect as it builds each year. The age of mothers had no bearing on the risk for these disorders, the study found.
父親の加齢に伴って増加するランダムな遺伝子異常のため、若い男性より年をとった男性のほうが自閉症または分裂症の子供をつくりやすいということを、水曜に科学者が発表した。この報告の中では各年齢による影響も数値化されている。母親の年齢はこれらの症状が起きるリスクに関連がないこともわかった。
(略)
The overall risk to a man in his 40s or older is in the range of 2 percent, at most, and there are other contributing biological factors that are entirely unknown.
40代以上の男性の総合的なリスクは最大でも2パーセントで、その他まだ知られていない生物学上の要因も存在している。
(略)
But the study,  published online in the journal Nature, provides support for the argument that the surging rate of autism diagnoses over recent decades is attributable in part to the increasing average age of fathers, which could account for as many as 20 to 30 percent of cases.
 Nature紙に掲載されたこの研究によると、近年の自閉症診断数の急増は父親の平均年齢の上昇によるものだとしており、その割合は症例の20~30%にのぼるという。
女性は30代後半で妊娠すると流産とダウン症の発生率が 増加することはいわれていましたが、父親の年齢も子供の自閉症と分裂症に影響があることがわかったということです。

最近は両親が高齢でも体外受精や代理母出産によって子供を持つことができるように医学が進歩しましたが、子供にその影響がでてしまうのは避けられません。
若い人には、早めに結婚して子供を持ってねと教えてあげたいですね。

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