2013年1月11日金曜日

How are you?は質問じゃなく挨拶


アメリカで人に会うと、たいていHiの次はHow are you?と聞かれますね。

職場でも、お店でも、レストランでも。
きっと一番よく聞く英語だとおもいます。

How are you? の訳は ご機嫌いかがですか?
になりますが、これは文法上疑問文であるものの、実際は相手を気遣ったニュアンスを持たせた挨拶です。

How are you?と聞かれて
「いや実は昨日親戚が亡くなったので元気なくて」とか
「朝から頭が痛くて・・・」
と答える人はまずいません。
文字通り受け取って状況を答えたら、ちょっとびっくりされます。

How are youへの答えとしては、
英語の教科書でおなじみの「I am fine, thanks」でもいいし、
I'm doing good, and you?
I'm good, thank you.
I'm alright.
I'm OK.
などが一般的。

あまり気分が良くないときにはOKやfineを使っておけば良いと思います。
両方ともタテマエ上ポジティブな答えで無難なので。言い方によってはぶっきらぼうに聞こえるので、声のトーンは明るくね。

同じように、主に知り合いの間で交わされるカジュアルな表現にWhat's up?がありますが、
これも質問というより挨拶です。

答え方としては、
ただHiと挨拶を返す とか
Hi, how are you? と返す とか
Nothing new/ Nothing much. と答える とか
そんな感じです。

How are you?と聞かれて答えた後、
もしお店の人とちょっとやりとりしたい気分なら、
How are you?って聞き返してもいいし、
I'm OKのあとに「もうちょっと温かかったらいいのにね」とか
「寒くて外に出る気がなくなっちゃうね」とか
お天気の話をしてもいいし。

職場の人なら、
「Fineって言ってるけどちょっと顔色暗いね、大丈夫?」
「何かいいことあったの?」とか会話のきっかけにしてもいいし。

簡単な会話ですが、人とのコミュニケーションを楽しむいい機会にできるといいですね。


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