2011年11月15日火曜日

大統領選の共和党候補が大失敗

アメリカの大統領選挙に向けて、今は共和党から誰が候補となるかという選挙活動が活発になっています。
2012年の1月から6月くらいまで各州で共和党の候補者選挙が行われ、最終的に勝ち残った人がオバマ大統領と対決することになります。

ちなみに今共和党の候補者で上位を争っているのはこの人たち。


でも今のところ皆パッとしないので、突出して人気がある人がいないみたいです。

この中のケイン氏、黒人の候補者で誠実な様子から途中までそこそこ人気があったのですが、4人の女性からセクハラで訴えられたことで人気がガックリさがってしまいました。
追い討ちをかけるように、昨日はケイン氏がある記者にインタビューされたときの大失態が何度もニューズで放送されてしまいました。

映像はコチラ → Huffingtonpost: Herman Cain Stumbles On Lybya Question

記者:
「あなたはリビアについてオバマ大統領に賛成ですか?」

ケイン氏:
「リビア・・・・・・(沈黙)・・・・・・
オバマ大統領は・・・反対派を・・・支持したんですよね?・・・カダフィの失脚を手伝って。
同意するという前に、何について同意したということか確認しようとおもって。
私は次の理由でオバマ大統領には同意しません。
・・・いや、ちがうな・・・ちょっと戻って・・・
具体的にどの点について同意するという質問でしたっけ?」

この後記者は質問を詳しく繰り返し、最終的にケイン氏は
「私だったらもっとうまく対処できただろう。状況を違う風に分析し、行動したはずだ」という趣旨の内容を答えていました。

が、完全に「外交問題・紛争解決に関して全然考えてませんでした」的な雰囲気丸出しだったため、メディアの餌食となってしまいました。ココ最近新聞を騒がせていた話題なだけに、まともな回答が期待されていたようです。

ちなみにCNNのゲストコメンテーター曰く、
「ブッシュJrがゴアと戦ったとき、ブッシュよりゴアの方が外交知識があった。ブッシュは外交についてサッパリ無知だった。だけど彼は賢い手でそれをばらさずにすんだんだ。『その点についてはクリントンに賛成だ。彼はよくやった。』と言って。」

確かに、「賛成だよ」と言ってしまえば深くつっこまれませんね。

オバマ大統領も経済が不調で不人気ですが、共和党候補もモヤモヤした状態なので、まだどうなるか分かりません。

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ちなみに、この後女性問題(不倫)が取り上げられて、あえなく自分から立候補を降りてしまいました。

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