2012年4月4日水曜日

プレママ教室:After Baby Comes class 1

昨日は赤ちゃんが産まれた後のお世話の仕方を扱うAfter Baby Comes class に行ってきました。
今回は初めての出産なのでこのトピックには興味があります。

レクチャーの前に、この病院の紹介があり、入院中の面会時間に制限がないこと、予め病院に伝えておけばこのようなレクチャーや分娩時に通訳を手配することもできると教えてもらいました。
病院には個室が16あり、数人の妊婦さんとシェアするセミプライベートの部屋が2つあり、セミプライベートの部屋に行った場合も、ベッドが空き次第個室に移されるそうです。

今回のクラスは、親と旦那様同伴の方が1名と、この病院で働いている看護師妊婦さんが1名。彼女は1人で参加していました。私は前日に引き続き、旦那様にお仕事の調整をしてきてもらいました。

レクチャー内容ですが、こんな感じでした。
  • 赤ちゃんへの授乳:
    • 生まれたての赤ちゃんの胃はビー玉サイズ。10日目でやっとピンポン球くらいになる。なので、はじめのころは母乳を大量には飲めない。
    • 24時間に8-12回授乳する。1.5~3時間おきくらい。
    • 授乳時とベビーベッドに寝かせる時に左右交互にすると、赤ちゃんの首が均一に鍛えられる。ベッドに寝かせる時も方向を変えるというのはあまり意識していなかったので参考になりました。
  • 赤ちゃんの体調管理:
    • うんちは1日に2-5回。2回以下なら便秘の可能性もあるのでお医者さんに相談。
    • 脇下の体温で華氏97度以下か100度以上(各摂氏36.1度、37.7度) だったらお医者さんに連絡。
  • おむつ交換:
    • へその緒がある間はオムツの前を折って、オヘソに当たらないようにする。
    • 大体1日6回程度オムツを交換することになる。
    • 外出先のトイレの赤ちゃん用の台は、消毒してから使うと良い。
    • 紙おむつは、くっつくテープのあるほうがオシリの下にくるように当てる。
    • オシリを拭くときは、感染を防ぐために女の子は必ず前から後ろへ。
    • 割礼をした男の子はオチンチンを医師の指導に従って消毒。していなければ普通にオシリ拭きでふけばいい。
  • おふろ:
    • キッチンシンクでも、専用のベビーバスを使ってもOK。
    • 赤ちゃんに暖かいお湯に浸した布をかけておくと体が冷えず、お風呂中にオシッコをしにくい。(体が冷えるとオシッコしたくなる)
    • 目は内側から外側に布でぬぐう。オシリは最後に洗う。
    • 目に入っても痛くなりにくいソープも売っているが、目に悪くないわけではないのでちゃんと洗い流す。
  • 赤ちゃんバッグの準備:
    • おむつ、子供の着替え、オシリ拭き、スナック、母乳パッド、お母さん用の着替え、授乳ケープなどを詰め込んだ赤ちゃんバッグを用意する。大小2つ用意し、小さいほうには買い物の時に持ち歩く最低限のモノだけを入れておき、大きいほうは車に入れておくと便利。
  • 就寝環境:
    • 室内の気温は 華氏 70-72度(摂氏21-22度)にする。
    • 換気を良くする為、天井のファンを回す。
    • 絶対に上向きで寝かせる。
    • SIDS(乳幼児突然死症候群)を防ぐため、ベビーベッドの中には、柵の内側周囲に入れるパッドを含めて”何も置かない”。ブランケットもダメ。赤ちゃんには寝る時用の服(baby sleeper)を着せる。しかし、体を温めすぎてもダメ。
    • 寝かせる前にお風呂に入れる、あやす、歌を歌うなど、決まった行動で習慣づけをすると、赤ちゃんも「寝るタイミングなんだね」という認識ができるようになる。幼児期に入っても習慣づけができていると素直に寝てくれやすい。
  • 泣く赤ちゃんの対処法:
    • おむつ交換、授乳、熱い・寒い、あやしてほしい、など色々な要求があるので、どれが原因かは試しながら様子を見る。母乳をほしがるときは、赤ちゃんは口をパクパクしたり指をくわえたりすることがある。
    • 泣き止まない時に赤ちゃんをリラックスさせる方法に、Dr. Harvey Karpの「5S」という方法がある。
      詳しくは「驚き!赤ちゃんが泣き止むDr.Karpの5S」をご覧ください。

Preparation for Childbirthクラスの1回目と違い、このクラスは実用面で役立ちそうな情報が多かったですね。来週はCPR(心肺蘇生)やカーシートの選び方について教えてくれるそうなので、そちらも期待してます。


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