2012年5月21日月曜日

ミートスライサーに挑戦

アメリカのスーパーで手に入らないものの1つに、薄切り肉があります。
日本では家庭で大活躍の薄切り肉・・・肉じゃが、すきやき、しゃぶしゃぶ、炒め物、色んな料理に使いたいのに!
日本の食材屋さんにいけば薄切り肉も手に入りますが、値段が高い!スーパーの切り落とし肉が恋しくてたまりません。

そんな状況で活躍してくれそなのがミートスライサー。
お肉やハムを薄切りにできる調理器具です。
私達は面倒くさがりで活用頻度が低くなりそうだったので、JC Pennyの安いスライサー(50ドル以下だったような)を買いましたが、200-300ドルで性能がいいものもあるようです。


左側の土台に肉を置いて、奥のプレートに沿って右にスライドさせ、回転するブレード(歯)に押し付けながらスライスしていきます。


切るのにベストな状態は半解凍だと思いますが、今回は完全に凍った状態でトライ。説明書には硬く凍った肉はダメと書いてありましたが、このほうがキレイに切れそうだったので。


裏から見るとこんな感じでお肉がスライスされてきます。右側に見える黒いレバーで厚みを数ミリから数センチまで調整できます。しかし、肉を押し付けながら切っているとどうしても厚みが変わってしまいます。何回かやればコツがつかめるんだろうか。(ダンナ様がんばって)

それから、裏で人が待ち構えていないと肉が散乱してしまいます。日本製だったら受け皿を付けて使いやすく工夫しそうなところです。

さらに問題点を挙げるとすれば、お手入れが大変ということでしょうか。ブレードは外して洗えますが、本体の肉が触れた場所は水洗いできないので、洗剤を付けた布でふき取って水ぶきするとか、アルコール消毒するとか、そんなことしかできません。完全にキレイになったか心配です。
この機械、肉だけでなくパンも切れるのですが、肉を切ったスライサーでパンを切るのは衛生的に良くないですよね。ウチのスライサーはお肉専用にしておきます。

と、あれやこれや文句を書いておいてなんですが、それでも薄切り肉をいっぱい作れるのは便利だと思います。塊で買ってきたお肉を月に1回くらいスライスすれば、薄切り肉を買うより経済的。
しばらくアメリカに住むのであれば、使う価値はあると思いますよ!
あとは、機械が壊れないことを祈るのみです。


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