2012年12月23日日曜日

銃犯罪から身を守れるのは銃・・・!?

アメリカに住んで驚いたことの1つに銃購入の容易さがあります。
初めて訪れたスポーツ用品のチェーン店で、ショーケースいっぱいの銃(猟銃・拳銃)が数万円程度販売されているのを見て、こわいな、と感じたのを覚えています。
日本で拳銃にお目にかかることはまずないですもんね。

先日コネチカット州で起きた小学校の銃乱射事件で、ようやくアメリカの議員も銃規制に再び取り組み始めようとしているようです。

関連記事:
オバマ政権、銃規制に挑む 「悲劇を阻止」 1月に規制強化案、2期目の優先課題に(日経新聞)

6,7歳の子供20人を含む26人が銃で亡くならないと政治家や世論が動けないのが悲しい事実です。自分の子供がこういう事件で死亡したらと思うと心が痛みます。悲しくて立ち直れなくなりそう。

NRA(National Rifle Association:銃を持つ権利を擁護する団体)はこれまでもずっと銃規正法案が出されそうになると反対してきましたが、今回もまた屁理屈をつけて銃規制の意見に反対しています。

NRAの副会長は記者会見でこういいました。
“The only thing that stops a bad guy with a gun is a good guy with a gun,”
「銃を持った悪人を止められるのは、銃を持った善人である。」

そしてNRAは全学校に武装した警備員を配備すればよいと言いました。
悪人を街から排除すれば良いんだ、と言いました。

銃規制を推進する人達は全米のどこであっても銃犯罪が起きない世の中を望んでいるので、学校に武装警備員を配備するというNRA副会長の提案は明らかに今回の事件を含めた銃乱射事件の解決になりません。
悪人を排除するという考えも、不可能です。前科のない人間や精神的に不安定な人間が事件を起こすことがあるのに、そういう人を事前に隔離するなんてできません。

なんで堂々とこんなアホな意見を言えるんだろう。利権で頭がいっぱいで自分を守るために思考が非論理的になっているとしか思えません。認知的不協和の解消でしょうか。

だって・・・

(1)銃乱射は学校だけで起きるわけではない
学校だけに武装警官・警備員を配備しても解決しない。そして公共の場全てに武装警官・警備員を配備するのは不可能。

(2)「銃を持った悪人」の発砲は止められない
「銃を持った善人」は「銃を持った悪人」を事件後早期に殺せるかもしれないが、「銃を持った悪人」が最初に銃を乱射するのを止められるとは限らない(いきなり「普通」に見える人が発砲しだすんだから)

(3)銃だから被害者数と被害度合いが大きい
悪意を持った人間は銃が規制されても何かしらの武器を持って人を襲うだろうが、それが銃でなく刃物なら被害者の数は銃より少ないはず
犯罪を起こすのは銃ではなく人だが、銃のせいで被害が大きくなってしまうのが問題。

護身のために銃を持ちたいという人がいますが、そもそも「銃を持った悪人」に襲われる場面で自分も中を取り出して撃退できる場面てすごく少ないのでは?そして拳銃の保持は簡単にできるが、持ち歩くのには許可が必要な州が多いので、銃乱射が起きる公共の場で銃を持っている人は少ない。もし携帯していたとしても目の前に銃を持った人がいて自分を狙っていたら、かばんから取り出すのは難しい・・・。

また銃乱射事件では自分のではなく親の銃や盗んだ銃を持ち出しているケースがあるので、銃の販売規制だけでなく銃を家においておかない状況にしないと事件はなくならないでしょう。


アメリカは暮らしやすいなあと思うようになりましたが、銃のことだけは大きな心配の1つです。



おまけ:インディアナ州の銃に関する法律

インディアナでは猟銃・ハンドガンの購入に特に許可が必要なく(18歳以下除く)、銃の登録も必要ありません。マガジンの大きさにも規制はありません。ただ、持ち歩くのには許可が必要です。
(参考記事:Gun laws in Indiana (Wikipedia))

2010年には車にロックして隠しておけば職場に銃を持ってきても良いという法律ができたらしいです(学校、デイケア、刑務所、保護施設を除く)。これで企業が従業員に銃を持ち込まないよう指導することができなくなりました。
(参考記事:Take your gun to work? Some are glad it's legal in Indiana now


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2012年12月19日水曜日

アメリカ版ストロベリーショートケーキが美味い。

おねつなのー

息子が初めてのお熱で、私もついでにのどと鼻をやられてお熱になり、ブログを更新できないでいました・・・。子供がお熱だと焦りますね。ちゃんと寝られなくて2人でぐったりです。
息子は早くも回復してニコニコバタバタしてますが、私はオバチャンだからかまだ回復せず・・・。

で、表題のケーキのことです。


先日友人とランチをした時、せっかくなので何かアメリカのデザートを作ろうとおもい、アメリカ版ショートケーキを作ってみました。

日本のショートケーキといえばイチゴとスポンジとクリームという取り合わせですが、アメリカで言うショートケーキはスコーンのような生地を半分に割って中にイチゴとクリームを入れたものなのです。見た感じシュークリームみたい?(英語でシュークリームというと靴クリームだと思われますので注意)

今回使ったレシピはこちら(Food Network)。
このレシピは生地をひとまとめで焼いて6分割していますが、私は6分割して丸めて最初から分けました。崩れやすいので半分にする時気をつけてください。
また、イチゴを砂糖にまぶすよう書いてありますが、糖度の高いイチゴを使う場合はこれは省いても良いと思います。

軽量がカップとスプーンでできるのでとても簡単に作れますよ。
もうすぐクリスマスだし、イチゴの美味しい季節です。
ぜひお試しください!


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2012年12月13日木曜日

お尻拭きでは負けた?Made in Japan。

6ヶ月になる息子をつれて夫婦で日本に戻っています。

オムツやお尻拭きは日本で買って使っているのですが、今回初めて日本製のお尻拭きを使って思ったことがあります。

「これ、お手拭じゃなくて?」


写真左が日本製、右はアメリカのウォルマートで買ったお尻拭きです。

大きさ: 日本<アメリカ
厚さ:  日本<アメリカ
水分:  日本<アメリカ

です。

日本のものは薄くてフワフワで、アメリカのはがっちりしています。

顔拭きやお手拭としてなら日本のものでもいいのですが、
相手はウンチのついたお尻なのです。
これじゃ熊相手にハエトリで向かっていくようなもんです。

私はアメリカ製のほうが断然好きです。

まだほぼ母乳だけ飲ませている状態のウンチでも日本のお尻拭きで拭くのに1回に2、3枚重ねないとやりづらい。それを3回くらい繰り返してます。今後離乳食のウンチになったらもっとやりづらいのでは・・・。
アメリカのお尻拭きなら1枚でササっと拭いて、2枚目で仕上げ。ウンチも手につきにくい。

日本のお尻拭きは2種類買ってみましたがどっちも似たようなもんでした。
なんでこういう設計なのかなー。


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日本人てこんなに人と話すのが苦手だったっけ?

9ヶ月ぶりに日本に帰国しています。

帰国してから2回ほど東海道新幹線で東京まで往復しましたが、なんか違和感が。
それは駅や新幹線の中で出会う人とのやりとりで感じました。

6ヶ月の子供をつれてベビーカーで移動するので、人ごみを掻き分けたり、エレベーターまで長い距離を混んでいる中移動したり、新幹線の最後部席の後ろにベビーカーを入れたりと、人の流れをどうしてもさえぎる場面がでてきます。

子供は10キロ近くあるし、歩けないので抱えるかベビーカーにのせるか。加えてオムツ、着替え、タオルなどを入れた大きなバッグを持って、冬なのでダウンジャケットも着ています。
この状態では当然サクサク動けません。

移動中の人の進路を妨害してしまうときはすみません、と言ったり、先に通ってください、と言ったりしてコミュニケーションをとるよう心がけましたが、相手はぜんぜんしゃべらない・・・。そういう相手は全員ビジネスマンでしたが、こちらが話かけても反応がなく静かに止まったり避けたりするだけの人を見ていると、まるで自分が外国人になったような気がしました。あれ?今日本語で話したんだけどなー、って。
男性だから話すのが苦手なのか?急いでいると余裕がないのか・・・?たぶん皆無表情だから冷たい感じがするんだろうな。

しかし思い返せば、私も東京で仕事をしていたとき、いつも急いでいて他人に構う余裕がなかったように思います。

アメリカも都会では他人に無関心かもしれませんが、少なくともインディアナだと同じような場面では言葉のやりとりがあります。Excuses meと言えば相手はYou're fineとかTake your timeとか何かしら答えますし、子供いると大変だね、とか孫がいてね、とか会話になることも多いです。ちょっとすれ違うときには目が合えば笑顔を返す人も多いですね。

特に赤ちゃんを連れていると、可愛いわね、何歳なの?と話すことはしょっちゅう。たいてい年配の女性ですが。でもインディアナの男性も日本ほど沈黙はしないんだけどな・・・。

他人に対するインディアナ人の態度や、ちょっとのんびりした余裕のある態度、私も見習いたいと思いました。

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2012年12月10日月曜日

赤ちゃんと飛行機の旅。・・・やっぱり大変でした。

6ヶ月になる息子をつれて家族3人で日本に来ています。
今回息子にとっては初めての飛行機。
行く前からイロイロと心配でしたが、やっぱり大変でした。
そのうちだれかの参考になるかと思い、今回の旅について書いてみたいと思います。


1.座席はバシネット付きプレミアムエコノミー


お座りができず2~3時間に1回は授乳が必要な6ヶ月の乳児をつれて12時間すごさなければならなかったため、座席を予約する時にバシネット付きのJALプレミアムエコノミーを予約しました。
座席に多少余裕があるので授乳しやすいと考えたからです。
そして、やっぱりプレミアムエコノミーで良かったと思いました・・・。

寝る前はどうしてもグズグスしてしまうので、オッパイ作戦で寝かしつけていますが、これは座席が広いほうがやりやすいです。エコノミーで横抱きすると、足が隣の席の人にぶつかりそうです。

また、バシネットがあれば寝た子供をそのままそーっと乗せておけるので、体が多少休まります。JALのバシネットは70cmの息子を入れてギリギリな大きさでしたが、ガニマタで寝るのでなんとかなります。重さは10.5kgまでなので、もうちょっとでオーバーしそうです・・・。
バシネットは少し手前に傾いており、寝返りをすると心配なので寝かせている時もけっきょ見張っていました。真ん中に台に固定されたベルトがあるといいんだけどな。

オシャブリで静かにしててネ・・・
プレミアムエコノミーもビジネス利用のお客さんが多く、周囲は男性の比率が多かったです。騒いだときに不快に思う人が多いだろうな、と思ったので乗ったときに後ろと横と斜め後ろの席の方には挨拶して耳栓とチョコの入った小袋とカードをお渡しました。
皆さん「気にしないで」といってくれた方が多くて助かりました。挨拶しておくと、自分も多少気が楽になります。

2.赤ちゃんと快適に過ごすために


息子ができるだけ静かにすごしてくれるように、いくつか持っていったものがあります。
(1)ヨダレカケ
  うちの子はヨダレダラダラなので、濡れて嫌がらないように10枚くらい用意しました。
(2)着替え
  ウンチが漏れたときのために2着用意。
  冬なので長袖を持っていったのですが、機内は暑かったので半そでもあればよかった。
(3)オシャブリ
  眠くてグズグズの時のために。常に使って慣れてないと効果ないかな。
(4)鼻吸引機・綿棒
  万が一機内で鼻がつまったら大変なので。
(5)小さな手提げ袋
  大きなオムツバッグを狭いトイレに持ち込むと邪魔になりそうだったので、オムツとお尻拭きが入る程度の手提げ袋を用意しました。自立する形が便利。アメリカのお尻拭きは1パックが大容量なので、1.5日分程度の量をジップロックに入れて持参しました。
(6)小さなタオル・ガーゼハンカチ
  ヨダレを拭いたり、明るい時に目にかけてあげたり。

3.機内で赤ちゃんが嫌がること・・・覚悟しておこう


頑張って赤ちゃんを寝かしつけても、コレがあると起きちゃうんだな・・・。何度か安眠を妨害されてグズってしまいました。可愛そうに。ごめんよ。
(1)機内アナウンス
  仕方ない。でもうるさいのよね。耳を手でカバーしたから少し緩和できたかな。
(2)乗客の咳、くしゃみ、咳払い
  びっくりして起きてしまいました。うるさいというのもあるけど、咳は病気がうつらないか心配になりました。
(3)照明
  昼夜の区別をつけるために照明が明るくなったり暗くなったりしますが、やっぱり暗→明の時に起きてしまいます。機内サービスがあるときも明るくなりますね。音がするし、気になるみたい。
明かりについては、何かバシネットの上に掛けられるものがあると多少影になって良いかもしれません。


機内の状況を考えて工夫したつもりでしたが、やっぱり6ヶ月の子供が騒がないようにするのは大変でした。
「ぐずったらオッパイ」を繰り返したら、着陸後から夜にかけて胸が張ってコチコチに・・・。また、お座りできない9キロの子供を膝の上で抱え続けるのも足や腕がいたいし、授乳で同じ体勢を長時間継続するのも体力的に消耗します。
今回のフライトは7~8割が自分(授乳できるのはママだけですから)、残りを夫が面倒をみたような割合だったと思いますが、着陸するときには2人ともグッタリでした。起きたときからほぼ24時間、ほとんど睡眠とれず(泣)。子供をさせたいがままにできたらどんなに楽だったか。

寝るときにぐずらない&音や光も関係なくグッスリ寝る子供だったらもっと旅は楽なんだろうけど。そんな子いないかな?

そしてその後に待ち受ける新幹線・・・。
新幹線は座席の前と横が狭いので、これも大変でした。ベビーカーを置ける場所は最後列の席と壁の間くらいなので、そこが予約できるといいですね。
成田エクスプレスから東海道新幹線への乗り換えは東京より品川のほうが歩く距離が短く人が多少少ないです。東京駅をベビーカー・・・って考えたくない・・・。
駅でエレベータを利用する場合、数が少なく移動距離が長くなるし、人ごみの中を歩くのも時間がかかるため、かなり余裕を持ったスケジュールで行動しないといけませんでした。

大変だったけど、無事に目的地についたし、その夜は息子もぐっすりねてくれてよかった。
がんばったね、息子!私たちも!


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2012年12月6日木曜日

アメリカの常識、日本の非常識。

アメリカに来て暮らしてみて、やっぱり日本とは違うなぁと思うことに出くわします。
時間がたつと当たり前に感じてしまうのですが、気づいた範囲でアメリカの常識だけど日本的には非常識なものをランダムに挙げてみたいと思います。
皆さんが気づいた違いがあれば、コメントにどうぞ!

タオルは消耗品
デパートで売っているアメリカメーカーのものであっても、特にバングラディッシュや中東方面で作られたものの品質が悪い。洗うと他の洗濯物に毛玉がビッチリついたり、何度か洗うと端がほつれてきたり・・・。

ファストフードのドリンクSサイズがスモールじゃない
だいたい日本のMサイズくらい?

生卵が食べられない
特別に飼育?流通?した卵じゃないと、サルモネラ汚染が怖くて食べられないと皆いいますが・・・

国内で真夏日と雪が同時発生
大きな大陸だから?異常気象?

アイスコーヒーといえばミルクと甘味料入り
マクドナルドでブラックのアイスコーヒーが欲しければちゃんと言わないとシロップとミルクが入ってきてしまう。(たまたま?)スタバではちゃんとオプションを聞いてくれたが。

スーパーの買い物カートは係りの人が回収するもの
駐車場までカートを転がして荷物を車に載せ、カートは置き場に置きますよね。でも近くに置き場がなかったら車の横におきっぱなしにする人も多いです。

スーパーで買うのをやめたい時は、その辺の棚に置いちゃう
アメリカ人は面倒くさがりなのか。もとの棚に戻す人は偉い。

ゴミは分別回収しない
してる地域もあると思いますが、うちの町は全部一緒です。プラも、ビンも、缶も、鍋も。

デパートはいつもバーゲン
商品の回転が速く、常に50%オフなどのバーゲンが行われてます。

ハムはグチャグチャにパッケージされている
日本のように一枚一枚きれいに(そしてたった数枚で)パッケージングされているハムもないことはないですが。見慣れたら別にグチャグチャでも構わないと思えてきました。

レストランの食事は2食分来る
レストランはアメリカ人でさえ食べきれないボリューム。かなりの確立でお持ち帰りのボックス行き。

レストランの飲み物はコカコーラ社に独占されている
かどうかは分からないけど、とにかくCoke productが多い。そして糖分のない飲み物といえばアイスティーかコーヒーくらい。

どの服も細い人から肥満な人用までサイズが揃っている
日本の服ってサイズ展開が少ないけど、流行のデザインでもアメリカのサイズ展開はXSからXXLまで幅広いです。

赤ちゃんもピアス
1歳くらいの子でもピアスをあけてる(あけられてしまった?)のを見かけます。

いらなくなったらガレージセール
家庭の中古品をガレージセールやヤードセールで売ってます。
コレクション的なものを売ってる人もいるけど。

知らない人にも笑顔
これは田舎だから?スーパーでちょっと避けて人とすれ違うとき、出会いがしらなど、「あらすみませんね」といったかんじでスマイルを交わすことが本当に多い。

車は家の中
郊外ではガレージが家の建物と一体になっているのが普通。だからよけい家の外観が大きく見えます。町でガレージを設けられない家は路上駐車です。

基本パンは20枚枚入り
日本でいう8つ切りくらいの厚さで20枚は入ってます。そしてスーパーのパンの棚は、1列の端から端まで・・・。選ぶのが大変。

賞味期限切れの商品がスーパーの棚にある
ここのスーパーの商品管理が悪いのか、結構賞味期限切れとか腐った果物とか普通にありますけど・・・。よく見て買わないとね。

郵便物は郵便やさんが取りに来てくれる
ポストにいかなくても、自分のうちのポストに入れて旗をたてておけばもっていってくれる。とっても便利。日本もそうしてほしい。

月に1回は20キロくらいの塩を買わないといけない
硬水なので、これを軟水に変えるwater softenerという機械があるのですが、これが大量の塩を消費します。

普段通る道は制限速度88キロ(55マイル)
ちょっと住宅街を出るとすぐ55マイル道路。街中ではさすがに30マイル(48キロ)のところもあるけど。

卵を投げつけてくれという高校生が来る
うちの近くの高校生達は、学校のための寄付などで家を訪問するとき、なぜか「寄付してくれたら卵を投げつけて良いよ」と言って来る。寄付はしたけど、卵は遠慮しました。

相手の人種がなんだろうが英語で話しかける
色んな人種がいますからね・・・相手がアジア系だろうがヒスパニック系だろうが、普通のスピードで英語を話しかけてきます。

車の買い替え時期は壊れた時
バンパーが落ちようが、ドアミラーがもげかけていようが、乗れれば乗るんです。ミラーはガムテで固定しとけばいいんです。窓はダンボールでふさいどけばいいんです。

節電って何?
電気を節約しようという言葉はほとんど聞きません。

スーパーに貸し出し用の電動車椅子(カート)がある
足の悪いお年寄りや肥満で歩けない人(カートからはみ出てるけど)が乗ります。


まだあると思いますが。
どうでしょう?

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2012年12月5日水曜日

サンタさん現る。

地味に6万ビュー達成。1万件増えるのは早かったけども、人が見ているのか、ロボットもカウントされているのか・・・わかりません。

この時期、アメリカ(おそらくヨーロッパも)のデパートやモールにはサンタさんが出現します。
クリスマスに向けてプレゼントの準備が大忙しのはずなのにご苦労様です。もしかしたらプレゼントの準備は小人にアウトソーシングしてるのかもしれません。分身の術まで使えるんだからサンタさんはすごい人です。

で、人の集まる場所に現れたサンタさんは、子供達を膝に乗っけて写真を撮らせてくれます。
当然のように法外な料金を取られますが(笑)、やっぱり親は子供の可愛い写真が欲しいので並んででも写真を撮ってもらっちゃうんだな。


こんなかんじで。

とぼけた顔をしててもわが子なので可愛い(ムフフ)。

将来、「サンタさんているの?」と聞かれたらこの写真見せてみようと思います。

皆さん、今年もクリスマスイブにサンタさんを追跡しましょう!

NORADサンタ追跡サイト

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2012年12月4日火曜日

アメリカの大学は割に合わない?!

どの国の大学にいこうかなー
写真は本題とは関係ありません(ごめんなさい)。

世界の一流大学が集まる国、といえばアメリカ。
でも、最近はアメリカで大学に行っても割に合わないという声が。

The Economistの記事「Not what it used to be(昔と変わってしまった)」によると、アメリカの大学の学費が上がったのに、高卒の人と比べて大学の学位を持っていても給与がそれに見合うほど良くないため割に合わなくなっているそうです。

アメリカの学生は学生ローンを組んで学費を払うことが多いですが、2011年に卒業した学生は平均で26,000ドルの借金をかかえていました。
さらに、6年以内に4年生の大学を卒業できた人は57%だそうです。長くいるほど学費もかかります。・・・ていうか、4割も6年以内に卒業できないってどういうこと!?

私立のハーバード大学の年間授業料が38,480ドルですから、こんな高い授業料じゃよっぽど稼ぎの良い就職先にいけないと苦しいですね。
それを考えると日本のトップの東京大学は国立で授業料が535,800円ですから、大変お得です。

学生の時は高校行って大学行って・・・って普通だと思っていて、何も考えてませんでしたが(反省!)、本来大学は専門知識を学び、高度な研究や就職のために備える場所のはず。
逆に言えば、研究にも就職にも役立たないことをやるのは時間とお金の無駄使い(ちょっとキビシイか)。

とはいえ日本でもアメリカでも給料の高い大企業は大学の学位がないと入るのが大変困難ですから、学生(と親)は大変です。アメリカは日本以上に学歴(特に学科)重視ですし。
高い給料がほしければ、それに見合う大学にはいかないといけない。でも、そこそこの給料の会社に入ればいいや、と思っているならコストの安い大学でもいいってことかな。

アメリカのテレビではよくインターネットを使った通信制の大学の広告を見かけます。
情報技術が発達した今、物理的に1つの場所に集まる必要のない座学であれば、ネットで十分代用できますね。すばらしい教授の授業、どの国にいても参加できるし、何人でも参加できる。
大学にとってみれば、多くの学生から授業料を受け取れる上に設備代を抑えられるので、学費を低く設定しつつ、収入は増加、も難しくないはず。

4年間、校舎に集まって授業を受けるという大学のスタイルがアメリカでは今後10年で大きく変わるかもしれません。

とりあえず息子には日本語と英語を勉強させて選択肢を広げておこう・・・。


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2012年12月3日月曜日

世界中の親が絶賛。子供のしつけは1-2-3マジックで!

最近子供のしつけについての本を読んだのですが、これが面白かったので紹介します。 2歳から12歳くらいまでのお子さんがいる方、しつけに困ったら是非!ご友人やご家族へのギフトにも良いと思いますよ。

1.子供に「言い聞かせる」は効かない!?

アメリカ、ヨーロッパの子育てと日本の子育てを比較して、よく「欧米では子供を叱るとき、駄目な理由を言葉で説明していて良い」と聞いていたので、この本が「子供に言い聞かせてもだめ」と書いているのを読んで意外でした。

この本のしつけをするに際しての心構えの1つに、No-TalkingとNo-Emotionを貫くことが大事、というのがあります。
ここでいうNo-Talkingは本当に必要なケースを除いて言葉で言い聞かせすぎないこと、No-Emotionは負の感情(いらいら、怒り)を見せないことを指します。

子供を「小さな大人」・・・つまり論理的で、自己中ではない存在・・・という前提で見るのが誤り。子供だって説明すれば分かるだろうと大人は考えるが、子供はそもそも非論理的で自己中な存在なので、そう上手いこといかない。説明しすぎると逆に言うことを聞かない場合が多い。
さらに、言い聞かせれば分かると考えていると、子供が期待通りでない場合に親が怒ってしまい、怒鳴ったり叩いたりといった行為につながる。
だそうです。

なぜダメなのか理解していない場合には説明することも必要だけど、ガミガミ言い聞かせるのは効果なし、ということみたいです。

No-Emotionについては、大人が怒ると子供は「影響を与えられた」と喜んでしまう。また、怒った大人が屁理屈を言い始めてしまって口論になるからだめだそうです。

当然ポジティブな感情(愛情)はどんどん見せてあげるのが大事です。

2.やめさせたいことには「Counting」、やらせたいことには「7つのテクニック」を


しつけは2つに分類されています。
やめさせたい行為をSTOPすること、やってもらいたいこと(片付け、食事、宿題など)をSTARTさせること

この2つはそれぞれ別のテクニックを用いてしつけます。
なぜならそれぞれに別の動機付けが必要だから。そして、これを子供ができるようになるまで繰り返します。

3.カウント3でアウト!


Countingはその名の通り、「悪いことをしたらカウント」です。
例えば、駄々をこねたら「駄目よ」「ご飯の前だからお菓子は食べられないよ」。それで止めなかったら1。叫んで止めなかったら2。喧嘩を止めなかったら3。問答無用でカウントします。

カウント3でタイムアウト5分(※)やお小遣い減額、オモチャとりあげなどの罰を与えます。
悪さの度合いが酷い場合は1回でアウト。「今のは3だよ!タイムアウト5分!悪い言葉を言ったから追加で10分!」となります。

※この本で言うタイムアウトは、子供を自分の部屋などに一定時間行かせること

どうやって始めれば良いの?子供が反抗したら?口答えしたら?外出先で行儀悪くしたら?どんな時カウントする?どんな年齢の子にはどんなタイムアウトがいの?
などの疑問についても本では事例を出して詳しく説明されています。

4.子供をやる気にさせる7つのテクニック


子供にやってもらいたいこともイロイロありますよね。
家事の手伝い、宿題、決まった時間に寝る・・・ こういうことは習慣化してしまうと楽になるそうです。
これって赤ちゃんでもそうですよね。夜寝てもらいたかったら、決まった時間にお風呂→オッパイ→オネンネといったようにルーチン化するといいと病院で教えられました。

これらを習慣づけるためのテクニックが7つ紹介されています。
(1) Praise ほめる
(2) Simple Requests 簡単なリクエスト
(3) Kitchen Timers キッチンタイマー
(4) The Docking System ドッキングシステム(やらないなら支払ってもらう)
(5) Natural Consequences 当然の報いを受けてもらう
(6) Charting チャート化
(7) Counting Variation カウンティングのバリエーション

(1)の褒める、は簡単そうで、意識しないと見逃してしまいそう。
仕事をしていたときも思いましたが、部下や仕事仲間に対しても、うまくいっているときや期待通りのことをしてもらっているときって、相手を褒めるのを忘れがちなんです!夫に対してもそう。意識して相手の行動を見ていてこそ褒めることができるんですよね。

そして、褒める言葉も、相手の性格や年齢に応じて考えないとちゃんと受け止めてもらえないし。

(2)以下は本で詳しく紹介されていますのでそちらをどうぞ。


この本は会話例が多く、実際にありそうな状況で説明してくれているので面白いし分かりやすいです。

親としてのチャレンジは、自分達が子供の見本になるということと、この1-2-3マジックの方法を継続的に実践すること、でしょうか。

躾が始まるまでに、夫には朝起きたらベッドをきれいにするのと靴下をその辺に放置しないよう改善してもらわねば。

大好きなお子さんと楽しく過ごせるように、早いうちからいいしつけができるといいですね!

(左は日本語版、右は英語版です)

 

英語のKindle版はこちら:
1-2-3 Magic: Effective Discipline for Children 2-12 (123 Magic)


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2012年12月2日日曜日

絵本2作目。英語で数字を覚えようー。

前回の絵本 Little Lamb Luke Learns ABC に続き、1から10の数字を英語で覚える絵本を描いてみました。

Little Lamb Luke Learns One to Ten

こんどは見開き2ページの絵で13枚。数字とスペルが書かれているシンプルな絵本です。

子供には少なくとも日本語と英語のバイリンガルになってもらいたい!
ということで、小さい頃から両方の言語の絵本になじんでもらおうと思います。
「学ぶ」ことを自然なものだと思えるようになってもらいたいな。

小学校の教育は国民の基礎学力の質を全体的に押し上げる効果はあるかもしれないけど、個々の子供にしてみると個人のレベルを考慮せず無理やり画一的に「勉強」させる面もあると思うので、お家では2、3歳ごろから子供にあわせて「知ること」「考えること」の面白さを教えてあげたいな。
(まだ息子は6ヶ月なのに、気が早い・・・)

次は日本語のあいうえおにも挑戦しようかな・・・でもアルファベットの2倍近く文字があるから絵が大変だなぁ。

2作とも12月3日(月)から7日(金)までAmazonから無料ダウンロードできるキャンペーンがあるので、ご覧ください。
ポジティブなレビューをAmazonに登録してもらえると嬉しいです(英語で!一言でもいいです!)。
ネガティブなレビューは直接このブログに書いていってください(笑)!次回の参考にさせてもらいます。

最近は日本のAmazonも電子書籍を扱えるようになったので、アメリカにいる方も日本語の本が読めますよ!マンガを扱ったところが良いですね。

(※日本のAmazon電子書籍(Kindle書籍)はアメリカからだと買えないらしいです・・・
 アメリカから買う場合はAmazon.comへどうぞ。)


パソコン、iPad、iPhone、アンドロイド、Kindle端末のどれでもAmazonKindleアプリを入れれば本を読むことが出来ます。ブログ右側にあるバナーからどうぞ。


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