ということで、プリペイド携帯を調べてみました。プリペイド携帯電話を購入するに当たり私が判断基準にしたのは3つのポイントです。(以下料金情報は2011年2月12日現在のもの)
- よく利用するエリアで電波が受信できるか
- チャージした金額に対する使用期限が短すぎないか
- 自分の通話時間・テキストメール送信数にあった料金プランがあり、1ヶ月の料金が30-40ドルに納まるか
Wallmart系のプリペイドStraightTalkはTracFoneというモバイル事業者とのベンチャーで、受信範囲が住宅地や町の周辺に限られているようだったので断念。この会社の場合、1000分の通話で30日30ドルというチャージ形態と、通話し放題30日45ドルというチャージ形態の2つがあります。
次にBoostMobile。料金は月払いの場合50ドルから始まって契約期間が長いほどだんだん安くなるタイプ。日払いの場合は使った日だけ1日2ドルで通話し放題。ですがこれだと少し自分の基準より高めだったので却下。
AT&Tもプリペイドがありますが、ここも日払いプランは1日2ドルで使い放題。ほかに月払いで60ドル、70ドルのプラン(データ通信200MB分)がありますが、予算より高いので却下。大きな通信会社なのでカバーエリアは広いです。
最後にVerizon。ここのプリペイドは使った日だけ、1日分の基本料+従量課金の通話料がかかる形式で、たとえば基本料0ドルのプランだと1分または1テキストメールあたり25セント、基本料0.99ドルのプランだと1分まはた1テキストメールあたり10セント、など固定分と従量課金分の金額が異なる3プランがあります。Verizon同士の通話は無料。大手の通信会社だけあって、電波受信エリアも広いので、ここのプリペイドを購入することに決定。
通常の携帯電話はソーシャルセキュリティーナンバーが必要のようですが、プリペイドはIDが全く不要です。購入から利用できるようになるまでの手順は以下の通り。
- 電気屋さんでプリペイド用携帯電話(40ドル~120ドル程度)と通話料チャージ用のカードを購入。何の証明も要りません。
- 携帯電話のパッケージに入っているマニュアルに従って利用登録。
私は記載されている電話番号に電話して音声ガイダンスに従って登録しました。
ガイダンスで指示されるのは、以下のような内容でした。
-料金プランの選択
-居住地の郵便番号登録(電話番号のエリアコード取得のため)
-4桁の暗証番号の登録
-オプション:クレジットカードまたはチャージ用カード番号で通話料のチャージ(Refill)
-オプション:クレジットを登録した場合、オートチャージの有無を設定(指定日または指定金額を下回ったときに自動で指定した料金をチャージする)
-オプション:その他サービスの登録
- 情報の登録が終わると、自分に割り当てられた電話番号を教えてくれるので、それをメモして完了。
Verizonの場合はチャージ金額によって使用期限がつくため、いくらチャージするのかは自分の通話量・テキストの量で判断して決めたほうが良いと思います。15ドル~29.99ドルまでは30日、30ドル~49.99ドルまでは60日・・・100ドル以上は1年、などとなっています。
帰国する前にはうまいこと使いきれるようにチャージしないともったいないですね。
Verizonのプリペイド携帯でも国際電話をかけたり受けることもできますが、受けるときも通話時間により課金されます。
短期滞在で携帯電話が必要な場合はプリペイド携帯電話を購入するのもいいかもしれません。
私が購入したのはLG電子のスライドキーボードつきのもので、69.99ドルでした。折りたたみ式のシンプルなものなら50ドル程度で手に入ります。安い携帯機種はほぼ韓国製。ヘビーユーザーでない限り日本の高機能・高額携帯電話の必要性は感じないでしょうね。ここに来て、近年日本で言われていた日本携帯電話のガラパゴス化を体感しました。私のLG電子のモデルも、メモ帳、カレンダー、電卓、チップ計算機(便利!)、アラーム、SNSへの投稿など基本機能がついているので、安いのにかなりお得感があります。あとは壊れないことを祈るばかり。
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