2011年2月28日月曜日

ドラマで英語を話せるようになろう!

ここ数年はまっているアメリカのテレビドラマ。
こちらに引っ越してきてからしばらくTVが使えなかったので、Walmartで1シーズン分を購入し、ぶっつづけで見ていました。
ハリウッド映画がお得意の派手な映像はドラマではできないですが、ストーリーがうまくできているので長期間楽しむことができます。
アメリカに来てからは最新シーズンを見られるので夢のような生活…。

ところで、私はよく帰国子女か、何年アメリカに住んでいるんだ、と聞かれますが、住んだのは今回が初めて。英語は日本でできるようになりました。TOEICでいうと980点、TOEFLは210点(大学院にいけるレベル)です。

私がお勧めする英語上達方法はドラマ読書(洋書)です。面白くないと、興味がわかない。興味がわくと、新しいことを覚えるのにやる気が出ますよね。申し訳ありませんが、学校の英語の教科書に出てくる文章より、一般に売られている洋書のほうがずっと面白いです。
ただし基礎的な単語が分からない、中学校レベルの文法がわからない、という場合はその前にお勉強が必要です。そこがクリアできてきたら、あとはひたすら英語に触れましょう。字幕なしでドラマを見られるようになりたい、洋書を読みたい、という気持ちが強ければ、乗り越えられるはず!

参考に、私が好きなアメリカのドラマのリストです。

1.CASTLE
推理小説作家が新作のためにNYPDの美人刑事とチームを組んで事件を解決していくコミカルな刑事もの。
シリアスな場面がこれだけ明るくコミカルになるとスカッとします。
英語の勉強的位置づけ:会話のペースが速いので英語上級者向け。






2.Dr.House
Dr.House率いる精鋭の医療診断チームが患者の異常な症状から原因を推理していく医療ドラマ。
正直言って聞きなれない病名が多すぎて早口言葉にしか聞こえない場面もありますが、Dr.Houseの変人キャラと周りのドクターの掛け合いが面白いのでやめられません。
英語の勉強的位置づけ:会話のペースが速い上に専門用語が多いので上級者向け。




3.Desperate Housewives
郊外に住む家族が様々な事件を通して繰り広げるドタバタ喜劇。という説明でいいのかな…。
シーズン1開始当初から女性を中心に大人気で、次回の放送が待ちきれなくなるようなドラマです。
4人の個性的な主婦キャラの誰かに共感しては、こんな事件でその軽さはありえないでしょ、とつっこみたくなる状況が多々あり、こちらもありえないストーリー展開にはまります。
英語の勉強的位置づけ:日常会話が中心で比較的登場人物がクリアに話すので中級者でも聞き取れそう。普段使う言い回しが多いので参考になります。

4.Flashforward
世界中の人がある日突然気を失い、その間数ヶ月先の同じ日のことを未来視する…。その2分40秒間に世界中で大事故が発生。FBI捜査官たちがその原因は何か、また起こるのか…をひたすら追い続けるというサイエンスミステリー。先が読めないので面白い。
英語の勉強的位置づけ:会話のペースはそこそこ速いのと単語が難しいので上級者向け。




5.LOST
これはもう全シーズン完了してしまいましたが、無人島に墜落意した飛行機の生存者が島で不思議な現象に遭遇するというシーズン1の設定がおもしろく、感動の最終話までずっと見てしまいましたね。
途中数シーズンのストーリーはちょっと迷子状態でしたが、ラストシーズンはうまくまとまっていました。お勧め。
英語の勉強的位置づけ:無人島が舞台なだけに日常会話が多くて比較的聞き取りやすいので中級者からトライできそう。



 
これだけドラマを見てくると、字幕つきでもそこそこ英語が聞けるようになります。
初めは英語についていくだけで精一杯だと思いますが、英語字幕と一緒に何度も見ていると、だんだん耳が慣れてきます。
DVDを買ってきて、何度も字幕あり/なしで見るとより良いと思います!

2011年2月24日木曜日

ネットにつながるまで44日

さて。アメリカにきて6週間。やっとネットに繋がりました。
テレビとインターネット両方契約したかったので、衛星放送のdishではなくケーブルのComcastにしました。
衛星だと日本のテレビ番組も見られるので子供がいる家は特に衛星を選択するようですが、うちはアメリカの番組だけで問題ないと思ったのでケーブルを選択。
以下、Comcastの契約の流れを間単に残しておきます。

  1. SSNを取得。(手続き用の書類が送られてくるまで3週間程度待ち、申請して数日後にカードが郵送されてくる)SSNがないと契約できないらしいので、これが最初のステップ。
  2. Comcastのプランを調査。
    結局ケーブルテレビと高速インターネットのダブルプレーを選択。固定電話は使わないので契約しませんでした。
  3. Comcastに申し込み。1週間程度でモデムとケーブルテレビのセットトップボックスが送られてくる。
    前の住人がComcastを使っていたので線が引かれており、接続するだけでよかったのでセルフキットを申し込みました。そうでない場合は回線工事の日程調整が必要です。
  4. SSNに紐づくクレジット(信用)情報がないので(渡米したばかりなので当然)でデボジットを100ドルとられる。
  5. 家でセットアップしたがケーブルテレビが繋がらない・・・。
    Comcastに連絡してスタッフを派遣してもらい、ケーブルを修理してもらって完了。

Comcastに限らないらしいのですが、こちらのプロバイダは契約の最初の6ヶ月~1年は安く、その後30%-50%料金がはねあがるという蟻地獄的な料金プランになっています。
私が契約したのはテレビ+ネットで最初70ドル、7ヶ月目から110ドル程度というプラン・・・。ちなみにこれでも安いほう。
テレビのチャンネル数が多いプランだとネットとTVで100ドル越えがあたりまえ。

携帯電話、ネット、ケーブルテレビの料金設定は日本と変わらず高額ですね。

ちなみに契約を開始後、自動引き落としの設定を変えたら、タイミングが悪かったのか2重に料金を引き落とされ、3回抗議してやっと返金(というか払いすぎた分を翌月分として利用)してもらえました。Comcastのカスタマーサポートの印象がかなり悪いです・・・。対応は丁寧だけど、完了までが遅いし、社内の連絡がちゃんとできてないし、なかなかやることやってくれなかった・・・。

2011年2月19日土曜日

アメリカで運転免許証を取る

アメリカに住むとほぼ自動的に免許証が必要になります。
身分証明書にもなるので早めに取りに行くほうがいいのですが、その前に必要な書類を集めなければなりません。

私が取得したときの流れは以下の通り。時々変更になるので詳しくはご自分でお調べください。
(以下、18歳以上で日本の免許証を持っていること前提。)
  1. 書類をそろえる。

    インディアナ州で必要な書類は以下の4つでした。
    One document proving your identity; and →パスポート
    One document proving your Social Security number; and 
    →夫はSSNを取れますが奥さんは労働許可書がないと取れないので、
        パスポートを持ってSocial Security Officeにいって Letter of ineligibility を取得
    (私はSSNを取れません、という証明書。有効期限があるので直前に取ったほうがいい。)
    One document proving your lawful status in the United States; and
    →VisaとI-94がついたパスポート
    Two documents proving your Indiana residency.
    →銀行からの利用明細(名前と住所が分かるもの)や
    光熱費の請求書類

    加えて、日本の免許証と国際免許証も持って行きます。

    住所を証明する書類が曲者で、アメリカに住んですぐには手に入らないので1ヶ月以上かかります。特に奥さんの場合、請求書に名前が載らないと証明書として使えないので、私たちは銀行とガスの契約者を共同名義にしておきました。
    アメリカには住民票制度がないので請求書で証明しているのです。便利なようで面倒。

  2. 筆記試験の勉強をする。

    最寄のBMV(Bureau of Motor Vehicle)に行って「Can I have a textbook?」といえば教本をもらえます。比較的簡単な英語と絵で説明がされており、1項目から1題以上出題されるのでちゃんと読んでおかないと受かりません。
    試験に必要な書類や免許の取り方も教本に書かれています。
    ちなみに日本語のテストが用意されていることもあり、その場合パターンが3種類くらいしかないので前に受けた人にテストをもらって読み込んでいけば受かると思われます。BMVに行ったときに日本語版があるか聞いておきましょう。行ってみてなかったら受からないし。
    でも実際は運転したときにルール違反するとつかまるので(というか危険)、辞書を使ってちゃんと読みましょう!

  3. 最寄のBMVに行って、筆記試験を受ける。

    予約は必要なく、書類を持って筆記試験(written test)を受けたいといえばOK。日本語で受けたい場合は「Can I take the test in Japanese?」と聞いてみましょう。
    標識問題は2問、その他の問題は6問まで間違えOKだったような。
    その場で採点され、合格すると実技試験の日程を決めます。

  4. 実技試験を受ける。

    この日はちゃんと身なりを整えて行きましょう(笑)。合格したら免許の写真を撮られます。
    実技試験は自分の車で行くので、必ず日本の免許証と国際免許証をセットで持っていくこと。それから、車の登録証(registration document)も必要でした。
    町の中を指示に従って15分程度走行して終わり。少なくともturn right(右折),turn left(左折), at the next stop sign (次の停止標識で), parallel (縦列駐車)は聞き取れるように!わからなかったら確認しましょう。
    合格したら免許の発行費用(21ドルくらいだったような)を支払います。あとは写真を撮って、仮免許(ただのプリントされた紙)をもらうだけ。

  5. 免許証を受け取る。

    最近は免許証は郵送で来ます。10営業日ほどかかります。
免許証をもらうとIDとして使えるので、お酒を買うのにパスポートが要らなくなりますよ。


2011年2月11日金曜日

アメリカでプリペイド携帯を買う

アメリカで携帯電話をどうしようかと何社か調べていたのですが、通常の携帯電話の契約は日本と同じくらいの基本料金で、結構高いことがわかりました。今の生活ではアメリカ国内で長電話することもテキストメールを頻繁にやりとりすることもないので、普通の携帯電話の契約だと割高です。
ということで、プリペイド携帯を調べてみました。プリペイド携帯電話を購入するに当たり私が判断基準にしたのは3つのポイントです。(以下料金情報は2011年2月12日現在のもの)
  1. よく利用するエリアで電波が受信できるか
  2. チャージした金額に対する使用期限が短すぎないか
  3. 自分の通話時間・テキストメール送信数にあった料金プランがあり、1ヶ月の料金が30-40ドルに納まるか
まずは電波の状態から調査。大きな街に住んでいれば大抵の携帯会社の電波は受信できそうですが、私が住んでいるのはインディアナ州の田舎町なので、まずはこれがボトルネック。ちなみに電波受信エリアを調べるときはGoogleで”(通信会社名) coverage”で検索できます。

Wallmart系のプリペイドStraightTalkはTracFoneというモバイル事業者とのベンチャーで、受信範囲が住宅地や町の周辺に限られているようだったので断念。この会社の場合、1000分の通話で30日30ドルというチャージ形態と、通話し放題30日45ドルというチャージ形態の2つがあります。

次にBoostMobile。料金は月払いの場合50ドルから始まって契約期間が長いほどだんだん安くなるタイプ。日払いの場合は使った日だけ1日2ドルで通話し放題。ですがこれだと少し自分の基準より高めだったので却下。

AT&Tもプリペイドがありますが、ここも日払いプランは1日2ドルで使い放題。ほかに月払いで60ドル、70ドルのプラン(データ通信200MB分)がありますが、予算より高いので却下。大きな通信会社なのでカバーエリアは広いです。

最後にVerizon。ここのプリペイドは使った日だけ、1日分の基本料+従量課金の通話料がかかる形式で、たとえば基本料0ドルのプランだと1分または1テキストメールあたり25セント、基本料0.99ドルのプランだと1分まはた1テキストメールあたり10セント、など固定分と従量課金分の金額が異なる3プランがあります。Verizon同士の通話は無料。大手の通信会社だけあって、電波受信エリアも広いので、ここのプリペイドを購入することに決定。

通常の携帯電話はソーシャルセキュリティーナンバーが必要のようですが、プリペイドはIDが全く不要です。購入から利用できるようになるまでの手順は以下の通り。
  1. 電気屋さんでプリペイド用携帯電話(40ドル~120ドル程度)と通話料チャージ用のカードを購入。何の証明も要りません。

  2. 携帯電話のパッケージに入っているマニュアルに従って利用登録。
    私は記載されている電話番号に電話して音声ガイダンスに従って登録しました。
    ガイダンスで指示されるのは、以下のような内容でした。

    -料金プランの選択
    -居住地の郵便番号登録(電話番号のエリアコード取得のため)
    -4桁の暗証番号の登録
    -オプション:クレジットカードまたはチャージ用カード番号で通話料のチャージ(Refill)
    -オプション:クレジットを登録した場合、オートチャージの有無を設定(指定日または指定金額を下回ったときに自動で指定した料金をチャージする)
    -オプション:その他サービスの登録

  3. 情報の登録が終わると、自分に割り当てられた電話番号を教えてくれるので、それをメモして完了。
今いくら分のチャージが残っているのか電話の待ち受け画面に表示したり、ネットにつないで見たりすることができます。
Verizonの場合はチャージ金額によって使用期限がつくため、いくらチャージするのかは自分の通話量・テキストの量で判断して決めたほうが良いと思います。15ドル~29.99ドルまでは30日、30ドル~49.99ドルまでは60日・・・100ドル以上は1年、などとなっています。
帰国する前にはうまいこと使いきれるようにチャージしないともったいないですね。
Verizonのプリペイド携帯でも国際電話をかけたり受けることもできますが、受けるときも通話時間により課金されます。


 短期滞在で携帯電話が必要な場合はプリペイド携帯電話を購入するのもいいかもしれません。
私が購入したのはLG電子のスライドキーボードつきのもので、69.99ドルでした。折りたたみ式のシンプルなものなら50ドル程度で手に入ります。安い携帯機種はほぼ韓国製。ヘビーユーザーでない限り日本の高機能・高額携帯電話の必要性は感じないでしょうね。ここに来て、近年日本で言われていた日本携帯電話のガラパゴス化を体感しました。

私のLG電子のモデルも、メモ帳、カレンダー、電卓、チップ計算機(便利!)、アラーム、SNSへの投稿など基本機能がついているので、安いのにかなりお得感があります。あとは壊れないことを祈るばかり。

2011年2月5日土曜日

アメリカのポスト事情

郵便を出すとき、日本では赤いポストに入れに行きますが、アメリカでは同じように街中にあるポスト(青い)に入れるか、自分の家のポストに入れて旗を立てるらしい。
便利!遠くまで行かなくても、家のそばにある自分のポストに入れればいいなんて。

ちゃんと持っていってくれるか、というのが多少心配ですが、毎日白い車に黄色いランプをつけた郵便やさんが周回しているのを見ているのでおそらく大丈夫でしょう。
郵便局から居住人についてのアンケートが来ていたので、それを記入して早速旗をたててみました。

このアンケート、場合によっては国内外の政府が情報を利用することがあります、と書かれていましたが、つまりテロとか犯罪の容疑者になったらどこに住んでいるかこれで調べるってことですか。アメリカには住民票がないのでそれ以外に居住者情報を得る手段がないんでしょうね。