2011年6月26日日曜日

デルタ航空への愚痴 と 安全のしおり新発見

久しぶりに一時帰国しました。時差ぼけ中。
今回は直前に航空券を予約したのでなかなか席が空いておらず、結局出発時刻・到着時刻を考慮してFort Wayne(インディアナ州)発、デトロイト経由名古屋行きのデルタ航空を利用しました。
繁忙期のためか直前になっても席が開放されず、ウェブチェックイン時に通路側に席を変更、という技は使えず。

<とりあえずデルタへの愚痴>

初めてデルタ航空を利用したのですが、経由地・発着時間的には便利だったものの、フライトアテンダントやチェックインデスクのスタッフが無愛想すぎて新鮮でした。

空港のチェックインマシンでパスポートやマイレージ会員番号を入れてもエラーになったので女性スタッフに言ったら、「クレジットカード入れた?それでできるはずだからやって」(英語)と素っ気なく言われ、「航空券は会社で手配したし、マイレージ会員の登録時にはクレジット情報入力しなかったような気がするんだけど~」と思いながら入れたらチケットが照会できました。どういう仕組み・・・?どこかのタイミングでクレジット登録した?それとも名前の一致で照合?

出発時刻20分前にお手洗いに行っていたら放送で呼び出しをかけられたところまではいいものの、謝って飛行機に乗り込もうとしたらチケットを確認する男性スタッフには「出発30分前までに搭乗しないと荷物ひきずりおろしますから」(日本語)と怒られ、「そんなルールあるなら発券の時に言うかチケットに書いておいてよ」と思いつつションボリして搭乗。(この件の非は自分達にあるけど)

席が飛行機の入り口の奥の通路だったので通ろうと思ったら、アテンダントが4人くらいお喋り中で全く客を通そうという気がないのか、"Excuses me"と言っても話に夢中。しかたないので間をすりぬけた。その後もサービスワゴンの片付けの時はしゃべりながらで通路をふさいだワゴンに気づかず、トイレ付近の通路に渋滞発生。顧客への接客態度は、「リクエストされたことはやるけどこっちから気を使うなんて面倒なことしないし、笑顔なんて無理」といった雰囲気。これでいいのかデルタ。

飛行機が安全に航行してくれればいいですよ。もう。

<安全のしおりにおける新発見>

飛行機に乗る機会が増えて、緊急時の通路の確保・安全ベストの着用・酸素マスクの着用については頭に入っているので、航空機に乗っても非常口の確認くらいしか最近はしてませんでした。

ですが、なんとなく気になって今回は安全のしおり(safety instruction)を眺めてみました。
すると、今まで見たことのない絵を発見。国内線(機体 Canadair Jet)、国際線(Boeing 747)共に掲載されていました。
安全意識の高い皆さんは既にご存知でしょうが、シートのオシリのクッションは取り外して浮き袋として利用できるのです。べりっと剥がして、水の中で抱えていれば浮いていられるとその絵は語っていました。「緊急時にはモノをおいて身一つで避難すること」という説明はよく聞きましたが、クッションは持っていったほうが良いときもあるのね・・・。ネットで調べてみたところ、墜落した場合は火災や寒さに対処しなければならないケースもあるので水でぬらしたタオルや上着などを持って(着こんで)避難したほうが良いこともあるらしい。

国内線の機体のほうは、安全ベスト/救命胴衣がついておらず、水に落ちた場合はそのクッションを持って逃げないといけないらしい。4列ある席のうちC列の座席の下にだけ救命胴衣がありますが、これは子供用。ちゃんとしおりを読まないとあせって子供用のを着用しちゃう人いそう(特に私)!その割にアテンダントによる国内線の緊急時の説明は「しおりを読んでおいてください」だけだったような。アメリカの国内線じゃ墜落時に水があるケースは少ないかもしれないけど。


Boeing 747の場合は脱出スロープがそのままボートになるようなので、逆にみんながクッションもってたらかさばって邪魔かも。飛行機事故にはあいたくないですが、その場になったらパニックでちゃんと行動できない人が多数でそう・・・。
デルタのアテンダントの通常時の行動を見る限り、この人たちに命を預けて指示命令されて大丈夫かと不安になります。次回からJALにしよう・・・。


自動車事故より確率が低いといわれる航空事故ですが、やっぱりあんな大きな鉄の塊で空を飛ぶ時はドキドキしますね・・・。

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