2011年7月4日月曜日

福島第一原発事故への海外メディアの反応まとめ

日本のメディアは福島第一原発事故に対して腑抜けた報道しかしていない(電力会社がメディアの大口スポンサーなのでといわれています)ようで、武田邦彦教授を出演させている朝の番組くらいが現実を直視する機会を与えてくれているようです。この教授、説明はあまりうまくないのでインタビュー時にたまに発言が的を射ていないこともあるのですが・・・。どんな情報源でも自分の判断で取捨選択が必要ですね。

ところで、海外メディアにとっては日本に比べて「対岸の火事」なのでコメントが辛口。

奇特な方々がYoutubeに海外の番組を翻訳して動画をアップしてくれているのでいくつかご紹介します。

1.世界はもう日本政府と東電を信用していないようです
東京電力と政府が状況を過小評価し、事実を隠蔽しているという指摘。



2.海外で、東京電力の対応が物笑いの種になっています
東京電力の事故対処能力がなく、致死量の放射線を浴びながら作業員にホースで注水させているという指摘。東京電力の原発はホーマーシンプソン(コメディアニメのとぼけた主人公)によって運転されてるんじゃないかと冗談まで言われる始末。


3.外国人向け保安院・東電の会見がついに無人に
うそばかり公表する保安員・東電の会見に意味がないと判断した外国人記者は会見に行かなくなったようで。かわいそうなくらい無人。



4.CNN:福島原発プルトニウム粒子飛散!ガンダーセン氏解説,J.King7PM 6/7(字幕)
アメリカ西海岸に放射性物質が届きだしたことについて、野菜は良く洗って食べるようにとの注意喚起。また、福島第一原発からの放射性物質を含む水蒸気は5月ごろから気温が上昇したため見えにくくなっただけで、来年まで放射性物質が出続けるだろうと予測。


5.福島原発100km圏の40万人がん発症可能性有4/13バスビー教授(字幕) 
原発事故の健康被害について政府や東電が過小評価したのは犯罪ですらある、100キロ圏内だけでなく関東地方にも汚染地域があるので危険との指摘。避難区域は長期的に無人になる。日本の汚染レベルの情報は過小評価され誤った数値が出ているので注意とのこと。



リスクに対処するなら、目をつぶってよい情報を信じるよりも、悪い情報を信じたほうが被害が少ないと思います。

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