1.原子力安全委員による地図(03/23/2011)
3/12-3/24の期間に一日中外にいた状況を想定した被爆量を示した地図。
特に福島原発の北西方向は30キロ圏内を余裕で越えていました。最も内側の線で10,000ミリシーベルト。最も外側に示されている線が100ミリシーベルト。
1年間の被爆量上限は事故前が1ミリシーベルト、事故後が20ミリシーベルト。
2. 早稲田大学の地質学者による地図 (04/21/2011, 更新 06/18/2011)
政府と自治体の測定値を地図にプロットした@nnistar氏のデータを素に、地質学者が火山灰の拡散に関する知識を駆使して作成した地図。
いろんな時期の測定値をごっちゃにプロットしているようなので、現在の状態や一定期間の被爆量を表したものではないのですが、地形や気象から考えてどんな風に放射性物質が広がったかを推測するには参考になる地図だと思います。
3. 文部科学省とアメリカエネルギー省が作成した汚染地図 (05/06/2011)
(Results of Airborne Monitoring by the Ministry of
Education, Culture, Sports, Science and Technology and
the U.S. Department of Energy)
地上1m地点の被爆量と地表のセシウム134と137の量を地図にしたもの。リンク先に地図が3つ出ていますので参考にどうぞ。
以下の地図は地上1mの測定値で、赤いところは 19-91マイクロシーベルト/時。0.11マイクロシーベルト/時を1年間継続して浴びると年間1ミリシーベルト(事故前の被爆量上限)近くなります。
これらのデータは福島付近のデータしか出ていないのですが、現代ビジネスの記事に東京周辺の測定値を載せたものがあったので参考にどうぞ。
地面や吹き溜まりは危険な模様。また、年間1ミリシーベルトを超えてしまう量の放射線が検出されているので関東も完全に安全ではないようです。
というか、調べるにつれて過去の水爆実験(原子爆弾の爆発も伴う)やら事故やらで放射性物質は世界中に撒き散らされているらしく、放射線にさらされない場所なんてないんだなぁと感じます。
放射線にさらされても強度だったり長期だったりしなければDNAの損傷は回復できるらしいとはいえ、放射線に囲まれる生活に慣れるのもいいやなものです。
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