2012年9月14日金曜日

うらやましい?アメリカの住宅の常識



ちょっとオバマ大統領の演説翻訳はお休みして・・・(誰も興味なさそうだし)

アメリカに住んでいると当たり前に感じてしまうけど、日本人からみるとうらやましい住環境があります。

私がいいな、と思ったのは3つ。

1.キッチンがフル装備

アメリカの家は、どんなにボロイ賃貸物件でさえキッチンの調理設備が整っています。電子レンジ、ガスまたは電気コンロ、オーブン、冷蔵庫、食洗機はほぼ標準装備です。家が広いためキッチンスペースもゆったりで、調理家電を置いても狭くならない!
最近育児(とホルモンバランスの変化?)で腱鞘炎になってしまったので、皿洗いがないだけでも助かります。

2.洗濯が楽チン

狭い風呂場に洗濯機が押し込められている・・・という日本の家。アメリカではランドリールームが独立して確保してあることも多く、洗濯機と乾燥機が2台横に仲良く並んでいます。大きいやつが。これも家が広いから置けるんだろうな。

3.常に快適温度設定

個別の部屋に電気式のエアコン・・・というのもあまり見かけません。だいたいセントラルヒーティングになっていて、そのための暖房設備がランドリールームか個別のスペースに設置されています。温度設定をしておけば自動で冷房や暖房がかかるようになっていて、さらに家は気密性が高いので、一定温度が長く保たれます。家の中にいると外の気温が分からない・・・ということも多いです。
電気代もガス代も日本に比べたら安いし、節電の必要もないし・・・まったくエコな暮らしをする必要性を感じません。だからアメリカ人のエコ意識は低いのだと思います。


住宅の面積が広いことで、効率的にしたりスペースを節約したりという工夫が必要ないため、家電は大きく、単機能で安い。反面、日本では狭いスペースで生活するので大きさ、機能、音、電気消費量などを改善・効率化する家電が発達し、高機能&高額な方向に発達したんでしょうね。
音、といいましたが、アメリカの家電の音はうるさいです。ウチの乾燥機はすごいブザー音をたてて終了を知らせてくれます。食洗機もすごい音をたてて水を大量に使います。

外国の、狭いスペースで生活する、収入の多い都市部の世帯だったら日本家電を買ってくれるかもしれませんが、広くて収入の低い地域だと日本製品は「やりすぎ」で「高すぎ」と捉えられてしまいます。
生活環境って身近なものの発達に大きな影響があって、そういうのを考えると面白いですね。


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1 件のコメント:

DONGRI さんのコメント...

 アメリカのアマゾンで買った毛玉取り器も日本の1.5倍くらいの大きさがあったね。家が広いから邪魔にもならない。
 冷蔵庫の奥行きが深いので肉も魚も大きいのが入る。1ポンドとか2ポンド単位のお肉を買ってたのが懐かしい。週末にまとめ買いするので買い物以外の楽しみに時間を使えたようなきがします。
 日本に帰ってくるとなぜか忙しくなる。