2012年6月23日土曜日

インディアナで不動産を探す Part3

インディアナで不動産を探す Part1」「インディアナで不動産を探す Part2」に続き、Part3です。
出産があったので、しばらくこのトピックを放置してしまいました・・・。
1時間~2時間おきの授乳で寝不足のため、ちょっと手抜きして書きます。


<不動産の購入意思を提示する>

買いたい不動産が決まったら、不動産屋さん(Realtor)を通して正式な文書で購入意思を相手に提示します。このとき、もちろん売り出し価格よりも低い値段で提示することもできます。他にもその物件にオファーが入っていれば価格競争になりますが・・・。

ローンで購入する場合、オファーを出す前に銀行からpre-approvalをもらっておくと交渉がスムーズです。pre-approvalは、銀行に予め自分の財務状況や購入予定物件の情報を伝えておき、ローンの事前審査をパスしておくこと。ローン会社によって条件が違うので、比較しておくとよいです。

<物件の詳細調査をする>

購入意思を伝えたら、物件自体の詳細な調査を行います。
この時お世話になるのがInspectorと呼ばれる人。住むのに必要な修理箇所や規制に違反しているところがないか、調査してレポートを作ってくれます。特に古い物件を買う場合は、買ったあとで大きな修理が発生しないように、十分チェックする必要があります。屋根の修理はお金がかかるので、屋根をちゃんとチェックしてくれるInspectorがいいみたいですね。

ここで重大な欠陥が見つかった場合、オファーの取り消しや価格交渉、購入までに修繕するよう要求するなど、手を打てるように購入意思を伝える書面に記載しておくようです。
Inspectorは人により作業とレポートの質がまちまちらしいので、口コミサイトで調査したり、不動産関係の知り合いに紹介してもらうとよいですね。(売主のRealtorに紹介を依頼すると、売るために”いいレポート”を書く人を紹介されてしまう可能性があるので注意ですが)

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ここまで、購入について調べた限り分かったことをまとめてみました。

このあとは、契約成立させて、不動産の所有権を売主から買主へ移すためにTitle Companyという業者に手続きを依頼するようですね。この辺は実際売買したことがないのでどんな感じなのか分かりませんが。

アメリカの不動産は今まだお買い得価格のものも多く、中古市場が日本より活発なので、投資するにはいいなぁと思いますが、外国人としてアメリカでローンを組むのが難しいので、資金調達のハードルはありますね。1000万円でも賃貸に出せる物件が多いので、お金がある人はレバレッジを考えなければ現金購入でいけると思いますが。


不動産に関連して、面白いテレビ番組があるので紹介します。
HGTVというチャンネルなのですが、家と庭のリフォームや賃貸についての番組を放送しています。エピソードは「TV>Full Episodes」からオンラインで見られます(日本から見られるかはわかりませんが)。

どれも面白い番組ですが、オススメは「Income Property」と「The Stagers」。
「Income Property」は、賃貸できるように家の一部をリフォームする番組。つまらない普通の部屋が素敵なレンタル物件に大変身です。完成予想図の3D表現がリアルですごい。ホストもかっこいい(関係ないか)。

「The Stagers」は物件を売り出す人が雇うStagerの仕事ぶりを追いかけるもの。Stagersとは、売ったり貸し出したりする部屋が魅力的に見えるように、家具や絵などをレンタルでそろえてくれる人。
よくマンションのギャラリーにいくと、センスの良い家具が揃えられていますよね。ああいう仕事です。番組で売りに出す物件が「ミリオンダラー」越えだったりするので、家具もモダンかつ豪華で見ごたえがあります・・・。

ついつい見ていると自分でリフォームしたくなりますが、腕に自信がないのであきらめてます。
是非チェックしてみてください。

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