2012年2月14日火曜日

卵子は老化する

今日のNHKクローズアップ現代のテーマは卵子の老化でした。
女性が三十代後半や四十代になって子供を作ろうとおもい、トライしてできず、不妊治療を始めてから卵子が老化し妊娠しづらくなるという事実を知ってショックを受けるという話がありました。三十代、四十代になると体外受精でも妊娠の確率が減ります。

卵子が老化すること、学校の保健体育で習わなかったでしょうか?子供の頃から卵子は体内にあって、新しく作られることがないというのは私は習った記憶があります。もし知らない人が多いとしたら、後悔する前に知って、早く相手を見つけて子作りを頑張ってほしいです。時間は待ってくれないんだから!

私が二年間タイミングを見てトライしても子供ができなくて、三十になってすぐ体外受精を考えたのは、妊娠の確率が三十以降減ると聞いていたから。身体や費用的に負担があるので思い切りが必要でしたが、できるだけ若いうちに体外受精をした方が後悔しないと考えてのことです。夫婦ともに機能的な問題がないと言われても自然妊娠せず、体外受精2回目で妊娠しましたが、採取した20個近くの卵子の成長ぶりを考えるとその確率の低さに驚かされます。
三十五を超えると子供がダウン症などの障害を持つ確率や流産の確率も上がるといわれています。赤ちゃんのためにも若いうちに産んであげたい。キャリアは努力で挽回できます。出産優先でいきましょう!

また、若くても妊娠しないな〜と思ったら、産婦人科に早めに相談に行った方がいいと思います。躊躇するきもちがあるかもしれませんが、不妊治療を受ける女性は多いです。恥ずかしいことじゃない。身体に問題があればそれを克服する対策を早くうって、卵子の状態がいいうちに妊娠できるかもしれない。なんにしろ、時間との闘いです。

二十代でまだまだ結婚は後でいいと考えてる人が周りにいたら、子供が欲しいなら婚活頑張ってと後押ししてあげてください!仕事は後でもがんばれるけど、妊娠は若さがキーなのよ~!

参考:MSN話題 NHKクローズアップ現代 卵子の老化
http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=879345
参考:体外受精の成功率
http://www.akanbou.com/topics/topics/014.html

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめまして!クリと申します。
アメリカでの体外受精について調べていて、こちらのブログに辿り着きました。詳しい紹介、とても参考になりました!私は来年アメリカに移住するのですが、体外受精について質問です。アメリカでの体外受精は高いと聞きますが、それはどの州、どの病院でも平均して高いものでしょうか?保険は効く場合と効かない場合があるのでしょうか?
私は実は日本で体外受精に成功し、昨年第一子を出産しました。渡米後に第二子を授かるため、また体外受精をしようと思っています。アメリカでは自分で毎日注射を打たなければいけないそうですが、どうですか?簡単でしょうか?痛くないですか?日本では筋肉注射で看護士さんに打って貰ったのですが、相当痛かったです・・・。
それから、受精卵の状態で、障害などがあればそれを取り除いてくれるというのを聞いたことがあるのですが、本当ですか?男女も選べたりするのでしょうか?
質問ばかりすみません。
もしさし使えなければ教えて下さい!
Mikiさんはそろそろご出産でしょうか?
無事にかわいい赤ちゃんが産まれますように!!
これからもブログ拝見させて頂きます☆

Miki さんのコメント...

クりさん、メッセージありがとうございます。知っている限りで質問にお答えしますね。

体外受精の費用:
私の場合は病院が指定した支払いプログラムの中での選択だったので「体外受精IVF1回目http://livingusa-in.blogspot.com/2011/05/blog-post_10.html」の記事に書いたような金額になりました。金額はアメリカ内では同じらしいです。だいたい1回$10,000-$15,000くらいだそうです。ブログ内で紹介したように、複数回セットで1回あたりの金額を下げる支払いプログラムもあります。保険がきくかは、利用する保険会社によります。15の州では内容に差はありますが保険でIVFをカバーするよう義務付けているようです。→参考記事:http://www.growingfamilybenefits.com/state_infertility_mandates
しかし日本は1回40-50万円程度と聞いていますので、日本でやったほうが安いです。また、自治体により補助もでます。

自分で注射:黄体ホルモンの筋肉注射(オシリ)はちょっと痛いのですが、何回か打って痛点のない場所を探せれば痛くありません。卵子を増やすために採取まで打ち続ける注射は脂肪注射(お腹)で全然いたくないです。看護師さんが打ち方を教えてくれましたし、打つのは簡単です。

障害のある受精卵の排除:医師に確認したわけではありませんが、障害のある受精卵を受精させても育たないはず…。自然淘汰されると思います。ICSI(顕微授精)の場合、状態のいい卵全てを受精させ、3日後か5日後に正常に成長したものだけを子宮に戻してくれます。男女の産み分けは技術的に可能だそうですが、高額になる&施術に際して条件がある&完全に産み分けが成功するかは不明なようです。

まずは気軽に情報収集のためIVFの専門機関に相談に行かれるといいですよ。いい病院ならちゃんと質問に答えてくれます。恥ずかしがらず率直にやりたいことを話し、自分の保健のカバレッジや費用も教えてもらってください。ただ、英語に自信がなければ通訳を雇ったほうがいいと思います。誤解があってはいけないので。

いい病院にめぐりあえるといいですね!Good Luck~!

匿名 さんのコメント...

Mikiさん、お返事どうもありがとうございます!
最新の「体外受精の費用」の記事もとても参考になりました。
費用も保険に関しても、全然知識がなく不安だったので、こちらのサイトに辿り着いてものすごく助かりました。

筋肉注射はやはり自分でするのですね。出来れば旦那さんにやって欲しいなぁと思いますが、Mikiさんがやられたということは、私も勇気出せば出来ると思いました!お腹の注射は私も日本でやり、全然痛くなかったです。痒くなりましたが・・・

日本での体外受精は安いけど成功率がそんなに良くないので、何度か挑戦しなければならない可能性があり、アメリカは高額ですがその分成功率は高いですよね。2倍の成功率は、心身ともに疲弊する体外受精においては結構な数値だと思うので、どっちもどっちなのかなと思っています。

ひとつ、日本ではやり方が3つあって、自然周期と、刺激の「少なめ」「多め」とあるのですが、アメリカでは刺激の仕方などは選べるのでしょうか?あまり刺激が強いとOHSSになってしまうかもしれないので、そういうのも相談出来るといいなと思いました。

ある程度は英語も出来るのと、日本で経験があるので、わからないことは旦那さんに聞いて貰うなどして、出来るかなと思います。病院に行く前にはMikiさんの記事をもう一度熟読して臨みます!

あと気になるのは、保険が効いた場合、どのくらいカバーされるものなのか、保険に加入後にすぐIVFに挑戦したい場合、すぐにカバーされるのか、それとも加入して1年後からなどの条件があるのかが気になります。年齢も結構いってるので、やるなら渡米後すぐに挑戦したいのですが、発動が1年後とかだと厳しいなと思いました。そうしたらローンですかね・・・

本当に、色々答えて頂いてどうもありがとうございます!!
不安が軽くなりました。前向きにがんばろうと思います!

Miki さんのコメント...

記事が参考になってよかったです:)質問の件ですが、
①刺激方法の選択:私は選択できると知らなかったので医師任せでした。医師が治療前のホルモンの状態や身体の状態を確認して、適切と思われる量の注射の薬の量を指示してきました。注射を打っている間、数日おき~毎日血液検査して黄体ホルモン・女性ホルモンの量を見て、薬の量を細かく調整してくれました。病院によって異なるかもしれないので、OHSSが特に気になるなら相談してみるといいとおもいます。
②保険:これはダンナ様の会社の健康保険(に入ると仮定して)の規約によるので一概に言えません。何がカバーされるか不明なら、保険会社に問い合わせて不妊治療のカバー有無・カバー率・条件を聞けば教えてくれますよ。あと、その保険が行く病院で使えるかも確認が必要です。これは病院に問い合わせればわかります。
分からないことは直接医師や保険会社に聞けば丁寧に教えてくれるので、遠慮せずにコンタクトとってみてくださいね。

匿名 さんのコメント...

刺激法は、お医者さんが細かく見てくれるなら安心ですね。病院を決めたら、色々相談してみようと思います。初めてのアメリカ暮らしで、IVFだけではなくわからないことばかりで不安もありますが、前向きにがんばっていこうと思います!Mikiさんももうすぐお子さん産まれるんですね!^-^ 楽しみですね〜!うちの子は今4カ月になりましたが、かわいくてしょうがないです。これからもブログ楽しみにしています。またコメントさせて頂きますね!!どうもありがとうございました!