日本で英語を勉強していても、ネイディブスピーカーの発音が聞き取れないこと、多々ありますね。
単語は拾えるけど、全体として何を言っていたのか分からないとか。
こんなときに使えるのが、パラフレージング(paraphrasing)というコミュニケーションのテクニック。どんなものかというと簡単で、「相手が言ったことを自分の言葉で言い換える」ことです。
相手の話の内容を自分なりに理解していることを示すため、英語に限らず、日本語の会話でも重宝するテクニックです。会議の進め方や交渉術を勉強するときもこのテクニックを習います(たぶん)。
英語で複雑な文章を聞き取るのが苦手な人も、文脈からいくつか単語を拾うことができるなら、このテクニックを使って相手に確認することができます。
たとえば、レストランで。(太字を聞き取れたとして)
You: Can I have Chicken Alfredo?
(チキンのクリームパスタください。)
Waiter: I'm sorry, but unfortunately we had some troubles in the kitchen and we can't serve the menu. Instead, I recommend "Pasta of the Day", and it is Puttanesca, pasta with tomato sauce, anchovy and olive.
(申し訳ありませんがキッチンで問題がありまして、そのメニューをお出しできません。その替わり、本日のパスタ、プッタネスカですが、これをお勧めします。トマトソース、アンチョビ、オリーブのパスタです。)
You: You don't have Chicken Alfredo?
(チキンクリームのパスタがない?)
Waiter: No. I'm sorry.
(ありません、申し訳ありません)
You: OK. Did you say tomato sauce?
(わかりました。トマトソースって言いました?)
Waiter: Yes. I recommend the tomato sauce pasta.
(はい。そのトマトソースパスタがお勧めです。)
という感じで、相手にYes, Noで答えさせるように質問すれば簡単に聞きなおせます。もしあなたがパラフレーズした内容が間違っていて、相手が善良な市民なら普通は訂正してくれますので、きっちり確認したい内容は特にこのような言い換えをしておくと間違いがありません。
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