オハイオ州デイトンにある国立アメリカ空軍美術館(National Museum of the US Air Force)は世界一古く、規模の大きな施設。
3つの大きなハンガーの中に、1900年代初頭のプロペラ機から近代のステルス戦闘機まで大小様々な軍用飛行機が展示されています。
入場料は無料(現時点)。
あまりに広いので、ゆっくり眺めながら歩いていったら3時間近くかかりました・・・。
アメリカの軍用機だけでなく日本、ドイツ、ロシアの戦闘機も展示されており、世界大戦の間に各国が鎬を削って開発を急ぎ、非常に急速な進化を遂げた様子が見られて面白い!(行く前はあまり興味がなかったのですが。)
戦争は起こしてはいけないものですが、しかし戦争のおかげで1900年初頭はプロペラと骨組みだけの飛行機が主流だったのに、1940年頃にはジェットエンジンの戦闘機が量産されるようになったのも事実。一人乗りの小型機から始まって、数百人の乗客や大量の荷物を載せることができる大型機も生まれたわけだし。航空技術・製造技術の進化の速さに改めて驚かされました。
ちなみにジェットエンジンだけで飛行した始めての飛行機はドイツ製だそうです。
博物館の一番奥には宇宙開発の展示コーナーもあり、ロケットやアポロ15号のコマンドモジュール(帰還時に使う横から見ると台形の乗り物)などが展示されています。
戦闘機に乗った雰囲気を体験できるマシンや宇宙・戦闘機をテーマにしたIMAXシアターでの上映などもあり、ゆっくり回れば一日楽しめる内容だと思います。お勧め。
National Museum of the U.S. Air Force
1100 Spaatz Street
Wright-Patterson AFB OH 45433
(937) 255-3286
Open daily 9 a.m.-5 p.m.
Closed Thanksgiving, Christmas Day and New Year's Day
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