2011年4月20日水曜日

レストランの英会話

アメリカに来てすぐのころ、レストランに行った時は英語が通じなかったらどうしよう(TOEIC980なのに)とビクビクしていました。結果的にはちゃんと通じたし、ウェイトレス/ウェイターが何を言っているのかも理解できたのですが、夫(TOEIC850くらい?)はお店の人の言っていることが聞き取れなかった模様。

でも、テーブル担当がどんな動きをするのか分かっていれば、単語を拾うのはもうちょっと楽だと思います。そんな人のために、今回はレストランでの注文から支払いの流れと、よくある英会話の例をご紹介します。

一番だめなのはオドオドしてしゃべらないこと。完璧じゃなくていいから笑顔で、楽しくコミュニケーションしようっていう気持ちが大事!
  1. 入店。
    入り口のスタッフが何名さまですか?予約はありますか?などと聞いてきます。このとき、自分からこういってしまうと早いです。
    Hello!  We are a group of four.  (こんにちは、4人のグループです)
    Hello!  I have a reservation under the name of Suzuki. (こんにちは、鈴木で予約しました)

    レストランもお店も、無言ではなく店員さんにはHello、Hiと挨拶しましょう。
    「How are you?」と聞かれたら、「Good, thank you!」といえば大丈夫です。

  2. 席に通される。
    Follow me, please.」といって案内係に席に案内されます。ここで禁煙・喫煙の好みを聞かれることもあります。(Smoking or non-smoking?)
    席につくと、「Someone will come to get your order.」(別の者がオーダーを取りに来ます)などといって案内係は戻っていきます。

  3. テーブル担当者が来て飲みものをオーダー。
    ここが英語ができないとわからないところみたいですが、テーブル担当がくると、大抵自己紹介から始まります。たとえば
    Hi! How are you doing? (客:Good, thanks) Great.  My name is Randy and I will be taking care of you today.  Can I get you anything to drink?
    (こんにちは!調子はどうですか?(客:いいよ、ありがとう) それはよかった。僕はランディ。今日あなたたちのお世話をします。何か飲み物をお持ちしましょうか?)

    こんな感じ。言い回しは人によって違うけれど、大抵名前を名乗って飲み物を聞いてきます。
    いきなり通されて飲み物のオーダーが決まっていなければ、「What do you have?」(何があるの?)と聞けば教えてくれます。うちはいつもunsweet iced teaが定番。

  4. 料理を注文。
    飲み物を持ってくると、料理の注文を聞かれます。まだ決まっていなければ、
    I haven't decided yet.」(まだ決めてない)「I need more time」(時間がほしい)
    といえばまた後で来てくれます。何を注文していいのか分からない場合、
    「What do you recommend for entree?」(メインは何がお勧め?)
    と聞いたりすれば大抵何かお勧めしてもらえます。

    また、複数人でレストランに行ったとき注文時に良く聞かれるのは、
    Do you want separate checks or all in one check?」(会計は別々ですか?ひとつにまとめますか?)
    聞かれなくても別会計がよければ「Can we have separate checks, please?」と言っておくと最後に割り勘にしなくてよいので便利です。

    料理の注文のときの定番の質問としては、

    肉を注文したとき: 
    How would you like your meat cooked? (肉はどう調理してほしい?)
    答え:Medium, please. (ミディアムで。) (Rare(レア)、Well-done(よく焼いて)もあり)

    肉が思った以上に生焼けの場合、「This is rare.  Can you cook this meat a little more?」(生だからもうちょっと焼いてきて)、といえば焼いてもらえます。(そして焦げる時もあるのがアメリカっぽい)

    サラダを注文したとき: 
    What kind of dressing would you like on your salad? (ドレッシングは?)
    ドレッシングの例としては、ランチ、シーザー、ブルーチーズ、ハニーマスタード、イタリアン、フレンチ(赤い)、サウザンアイランド、ラズベリービネグレット など。
    これを高速で列挙されると皆ポカーンとなりますが、分からなかったら「Can you repeat it VERY slowly?」(ゆっくりもう一度言って)と言いましょう。

    ちなみに大抵の日本人は聞きなれたシーザーを選びますが、ハニーマスタードやブルーチーズも美味しいですよ!
    ドレッシングのかけすぎを防ぎたければ(よくある)、「Can I have the dressing on the side?」(そのドレッシングはサイドにつけてもらえる?)といえばそうしてくれます。

    レストランでサンドイッチを注文したとき: 
    What would you like on your sandwitch? (サンドイッチに何を入れたい?)
    聞かれないときもありますが、聞いてくれたらレタスとトマト入れて、などと好きな野菜やチーズを入れて、マヨネーズ入れて、といえばよいです。聞いてこなかったときも、入れられる?と聞けばやってもらえそう。逆に苦手なものがあれば、「No onion, please」(玉ねぎなしで)といえば良いです。

    レストランでは自分の好みに合わせて色々リクエストできると思っていれば良いと思います。だめならだめって言われるだけだし。

  5. 食事中。
    もう料理が全部来ているのに、しょっちゅうテーブル係が来ることがあります。そのとき言われるのが、「Is everything alright?」(問題ありませんか?)「How is your food?」(料理はどう?)など。問題なければ「Good, thank you」とか、「We're OK」などといっておけばよいです。

    その他よくあるのが「Can I get you anything?」(何か持ってきましょうか?)。
    ほかに注文したいものがあれば頼んだり(May I have ~)、特にありません(No, I am fine)、といってもいいです。

    飲み物は大抵おかわり自由なので、「Can I get a refill?」(おかわりください)といえばもってきてくれます。レストランで出てくるパンもおかわりできます。「Can I have another basket of bread?」とか「Can I have two more pieces of bread?」と言ってみましょう。

  6. お会計
    フロントにレジがあってペラペラのレシート1枚がくる場合以外、レシートは大抵2つ折のケースに挟まれてテーブルに置かれます。前者の場合はレジに行ってお会計。
    後者でカードで払う場合はカードを見えるように乗せて(または挟んで)おいておけば、担当者が取っていってくれます。現金なら現金を見えるように挟んでおけばOK。

    カードの場合、戻ってきたお店控え用(Merchant's copy)レシートにチップ・総額・サインを書き込んでテーブルに置き、お客さん用レシートを受け取って席を立てばOK。
    アメリカではレストランのチップは20%が目安のようです。ただ、サービスがひどければ10%とか、低い金額にすればよいとのこと。
    テーブル担当者は「Have a nice evening」などといってくれたら、「Thank you, you too」とか「Same to you」と言うと丁寧。
これで安心してレストランに行けますね!がんばれー。

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